以下は、佐賀県にお住いのYさんからのご意見です。このシヴィック・エクスペリエンスのサイトをご覧いただいてからお知り合いになりました。5月2日付けの日本経済新聞の社説「分権担える『住民力』を養おう」を読まれるようお勧めしたとの経緯があります。七尾
5月2日付けの社説受け取りました。
わたし達にできることがたくさんあるのだということ、親方日の丸のもと、行政について文句はあっても何も手を下そうとしないということ、この中には税金を払っているのだから当然という意識があることを痛感させられました。
わたし達の町は人口7千人足らずの町ですが、5百人収容の大ホール、テニス場、図書館、児童館と施設はとても整っています。施設園芸、麦・米を作る農家と海苔養殖業者などで構成されている第一次産業の町です。
そのために素晴らしい施設を利用するのは佐賀市などの近郊の人々で、町の人は昼間っからテニス?!講演会?!みたいなところがありますので利用することはまれです。建設業者を肥やすための公共投資だと思います。
これを何も言わずに作らせたのは町民ですよね。維持していくのが大変です。隣町が作るからとか他所の町より豪華に作るといった、必要なものを必要な時に作るのではないように思います。
こう書きながら何も言わなかった(声も出さなかった)自分自身に気がつきます。